「TBSテレビ系列土曜夜8時枠」の版間の差分
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*[[2006年]]には前番組から司会者・[[島田紳助]]を残してスポーツ番組「[[アスリート応援TV! ニッポン!チャ×3]]」に路線変更したものの、視聴率では改善が見られなかった。 | *[[2006年]]には前番組から司会者・[[島田紳助]]を残してスポーツ番組「[[アスリート応援TV! ニッポン!チャ×3]]」に路線変更したものの、視聴率では改善が見られなかった。 | ||
| − | *[[2007年]]には「どうぶつ奇想天外!」以来の[[みのもんた]]を起用した新番組「[[キャプテン☆ドみの]]」で挽回を図っていたが、前番組よりも視聴率は悪化する。結局、「キャプテン☆ドみの」も1クールももたずに終了が決定しこの枠での放送期間の歴代最短記録を更新してしまった。高視聴率男とも呼ばれる紳助やみのでも救えず、民放キー局の中で長期間ほぼ毎週横並び最下位という悲惨な有様で、かつて同じく栄光の看板枠だった[[TBSテレビ系列土曜夜7時枠|土曜7時枠]]と共に'''TBSのお荷物枠'''とも言える状況に陥っていた。また、地上波どころか、[[独立UHF放送局]]や[[衛星放送]]にも勝てず4%以下と惨敗を喫した番組すらある。なお、10月の改編までは固定番組が設けられず実質的に特番枠として充当され、10月からは「[[地球!ジオグラTV]] | + | *[[2007年]]には「どうぶつ奇想天外!」以来の[[みのもんた]]を起用した新番組「[[キャプテン☆ドみの]]」で挽回を図っていたが、前番組よりも視聴率は悪化する。結局、「キャプテン☆ドみの」も1クールももたずに終了が決定しこの枠での放送期間の歴代最短記録を更新してしまった。高視聴率男とも呼ばれる紳助やみのでも救えず、民放キー局の中で長期間ほぼ毎週横並び最下位という悲惨な有様で、かつて同じく栄光の看板枠だった[[TBSテレビ系列土曜夜7時枠|土曜7時枠]]と共に'''TBSのお荷物枠'''とも言える状況に陥っていた。また、地上波どころか、[[独立UHF放送局]]や[[衛星放送]]にも勝てず4%以下と惨敗を喫した番組すらある。なお、10月の改編までは固定番組が設けられず実質的に特番枠として充当され、10月からは「[[地球!ジオグラTV]]」が放送開始されたが、これも4ヶ月で打ち切りとなった。 |
*[[2008年]][[春]]の改編でTBSの土曜夜8時枠を[[テレビドラマ]]の番組枠に変更した。これにより38年半ぶりに同枠がバラエティ番組枠からドラマ枠に戻ることになった。ドラマ枠に戻っての第1作は、過去に[[週刊少年ジャンプ]]に連載されていた、[[森田まさのり]]の人気[[漫画]]をドラマ化した「[[ROOKIES]]」（主演・[[佐藤隆太]]）が放送され、平均15%弱、最終回の2時間拡大スペシャルの視聴率は19.5%を記録した。 | *[[2008年]][[春]]の改編でTBSの土曜夜8時枠を[[テレビドラマ]]の番組枠に変更した。これにより38年半ぶりに同枠がバラエティ番組枠からドラマ枠に戻ることになった。ドラマ枠に戻っての第1作は、過去に[[週刊少年ジャンプ]]に連載されていた、[[森田まさのり]]の人気[[漫画]]をドラマ化した「[[ROOKIES]]」（主演・[[佐藤隆太]]）が放送され、平均15%弱、最終回の2時間拡大スペシャルの視聴率は19.5%を記録した。 | ||
*だが、ドラマ第2作の「[[恋空]]」は初回から5.6%と一桁に低迷している上、連ドラ化には[[放送倫理・番組向上機構]]（通称:BPO）などに批判が寄せられている為、厳しい日常となった。 | *だが、ドラマ第2作の「[[恋空]]」は初回から5.6%と一桁に低迷している上、連ドラ化には[[放送倫理・番組向上機構]]（通称:BPO）などに批判が寄せられている為、厳しい日常となった。 | ||
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2009年4月10日 (金) 12:00時点における最新版
TBSテレビ系列土曜夜8時枠は、TBSテレビ・毎日放送（1975年3月までは朝日放送）系列で放送されている番組枠である。
枠の歴史[編集]
- 1960年代はドラマ枠。「逃亡者」や「宇宙家族ロビンソン」など海外ドラマや自社製作ドラマが放送されたが、晩年は視聴率が伸び悩んでいた。
- これを打開するため、1969年10月にザ・ドリフターズをメインに据えたバラエティ番組「8時だョ!全員集合」が放送開始。最高視聴率50.5%、年平均視聴率も長年30%を超えるなど驚異的な高視聴率を記録し、まさに当時のTBSを代表する国民的人気番組となった。しかし、1981年に放送開始の裏番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ)に押されて1985年9月に終了。この1980年代前半における「全員集合」と「ひょうきん族」の争いは日本のテレビ史に残る事象として語り継がれている。その後ドリフの加藤茶と志村けんにメインを絞って始まった後番組「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」が高視聴率を記録し「ひょうきん族」を終了に追い込むものの、1990年代に入り裏番組の「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」(フジテレビ)や「マジカル頭脳パワー!!」（日本テレビ)に人気を奪われ失速。「KATO&KENテレビバスターズ」としてリニューアルするも好転せず、1992年に終了。これをもって23年間続いたドリフメインのバラエティ番組の歴史に幕を閉じた。
- 1993年に始まった「どうぶつ奇想天外!」が好評を得て固定客を掴んだものの、1996年に始まった裏番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ)が高視聴率を獲るようになると苦戦。2000年に放送時間を日曜日夜8時に移動した。
- 2000年代前半にはジャニーズJr.をメインにしたバラエティ番組が多く放送されたが、若年層に安定した人気がある「めちゃイケ」に押されて今一つ定着しなかった。
- さらに2004年に始まった日本テレビの「世界一受けたい授業」にも視聴者を奪われ、これと同じ知的バラエティ路線の「8時です!みんなのモンダイ」・「島田検定」がいずれも短命に終わった。
- 2006年には前番組から司会者・島田紳助を残してスポーツ番組「アスリート応援TV! ニッポン!チャ×3」に路線変更したものの、視聴率では改善が見られなかった。
- 2007年には「どうぶつ奇想天外!」以来のみのもんたを起用した新番組「キャプテン☆ドみの」で挽回を図っていたが、前番組よりも視聴率は悪化する。結局、「キャプテン☆ドみの」も1クールももたずに終了が決定しこの枠での放送期間の歴代最短記録を更新してしまった。高視聴率男とも呼ばれる紳助やみのでも救えず、民放キー局の中で長期間ほぼ毎週横並び最下位という悲惨な有様で、かつて同じく栄光の看板枠だった土曜7時枠と共にTBSのお荷物枠とも言える状況に陥っていた。また、地上波どころか、独立UHF放送局や衛星放送にも勝てず4%以下と惨敗を喫した番組すらある。なお、10月の改編までは固定番組が設けられず実質的に特番枠として充当され、10月からは「地球!ジオグラTV」が放送開始されたが、これも4ヶ月で打ち切りとなった。
- 2008年春の改編でTBSの土曜夜8時枠をテレビドラマの番組枠に変更した。これにより38年半ぶりに同枠がバラエティ番組枠からドラマ枠に戻ることになった。ドラマ枠に戻っての第1作は、過去に週刊少年ジャンプに連載されていた、森田まさのりの人気漫画をドラマ化した「ROOKIES」（主演・佐藤隆太）が放送され、平均15%弱、最終回の2時間拡大スペシャルの視聴率は19.5%を記録した。
- だが、ドラマ第2作の「恋空」は初回から5.6%と一桁に低迷している上、連ドラ化には放送倫理・番組向上機構（通称:BPO）などに批判が寄せられている為、厳しい日常となった。
- 一時期日曜日午後7時台に放送されている『さんまのSUPERからくりTV』、月曜日午後7時台に放送されている『関口宏の東京フレンドパークII』の視聴率が低迷した時、新たな視聴率を獲得するためにいずれかの番組をこの枠に移動し、「めちゃ×2イケてるッ!」や「世界一受けたい授業」と対抗する計画もあったが、前者の司会を務める明石家さんまと後者の支配人・関口宏がいずれもそれを拒否したため実現することはなかった。（その後、2009年3月30日にニュース番組『総力報道!THE NEWS』を開始することに伴い、『関口宏の東京フレンドパークII』は2009年4月に木曜夜20時枠に移動した。）
備考[編集]
- 2003年から2006年の4年間、毎年12月第3週に土曜7時枠の番組と共に「発表!!第○回日本有線大賞」の生放送の為休止した。（その「日本有線大賞」も2007年に12月第2週の「水トク!」枠に移行している。）
放送された番組[編集]
1960年～1980年代[編集]
- 逃亡者（第1シリーズ）（1964年5月16日～1965年6月26日）
- ルーシー・ショー（1965年7月3日～1965年9月25日）
- 逃亡者（第2シリーズ）（1965年10月9日～1966年5月28日）
- 宇宙家族ロビンソン（第1シリーズ）（1966年6月4日～1966年11月26日）
- 逃亡者（第3シリーズ）（1966年12月3日～1967年6月17日）
- 宇宙家族ロビンソン（第2シリーズ）（1967年6月24日～1968年3月2日）
- 伝七捕物帳（1968年3月9日～不明）※朝日放送制作
- 台風娘がやってきた（不明～1969年1月）
- プロ・スパイ（1969年1月～7月）
- 結婚戦争ここ一番!（1969年7月～9月）
※ここまでドラマ枠、以降バラエティ枠に変更
- 8時だョ!全員集合(第1期)（1969年10月～1971年3月)
- 8時だョ!出発進行（1971年4月～9月)
- 8時だョ!全員集合(第2期)(1971年10月～1985年9月)
- ドリフフェスティバル・全員集合ベスト100(1985年10月～12月)
- 加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ(1986年1月～1992年3月)
1990年代[編集]
- KATO&KENテレビバスターズ(1992年4月～9月)
- 突然バラエティー速報!!COUNT DOWN100(1992年10月～1993年3月)
- 自然がいちばん!地球塾(1993年4月～9月)
- どうぶつ奇想天外!(1993年10月～2000年3月)※日曜夜8時枠に移動、現在も放送中
2000年代[編集]
- ガキバラ帝国2000→ガキバラ!（2000年4月 - 2001年3月）
- USO!?ジャパン（2001年4月 - 2003年9月）
- 探検!ホムンクルス→脳力探検クイズ!ホムクル（2003年10月 - 2004年9月）
- 8時です!みんなのモンダイ（2004年10月 - 2005年3月）
- 島田検定!! 国民的潜在能力テスト→島田検定SUPER!!（2005年4月 - 2006年2月）
- アスリート応援TV! ニッポン!チャ×3（2006年4月 - 2007年2月）ここからは土曜7時56分枠
- キャプテン☆ドみの（2007年4月 - 7月）
- （実質つなぎ特番枠）(2007年8月 - 9月)
- 地球!ジオグラTV（2007年10月 - 2008年2月9日）
※ここまでバラエティ枠、後番組はドラマ枠に変更
スポンサー[編集]
- LION - 「～全員集合」時代から実に30年近く（前身のライオン油脂・ライオン歯磨時代も含めると40年近く）続いているスポンサー。ちなみに「全員集合」というタイトルの由来も、当時のライオン油脂の広告部長から出た「8時になったらみんなが全員集合するような番組を作ってほしい」という要望からきているとされる。[1]
- ↑ 居作昌果『8時だョ!全員集合伝説』（双葉社･ISBN 4575711950)より
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