AIESEC

提供: Yourpedia
2012年8月26日 (日) 00:12時点におけるFromm (トーク | 投稿記録)による版

移動: 案内検索

AIESEC(アイセック、Association Internationale des Etudiants en Sciences Economiques et Commercialesの略語)オランダロッテルダムに本部を置き、世界約100以上の国と地域にグローバルネットワークを持つ学生による世界最大規模の国際的非営利組織

「国際的な視野に立ち、且つ自国の社会や人々の発展と成長に貢献しうる人財を世に送りだす事」を活動理念としている。主幹事業は、海外インターンシップによる実務経験と国際理解の経験を提供すること(海外研修生交換事業)。

現在では、世界110の国と地域で活動、日本では24の委員会から構成される。

2012年8月、インターン参加していた聖心女子大学2年の益野友利香さんが、ルーマニアにて輪姦殺害された。

ルーマニアでの日本人女子大生殺害、渡航アレンジは「アイセック」という学生だけで運営するNPO法人

アイセックの藤井蓮(左)と環野真紀(右)。
東京大学理科二類の環野は益野さんの弟の悲痛な訴えを放置し、事件に巻き込まれたことを知るや否や自身のSNSを全て削除した

海外インターンシップで訪問した東欧のルーマニアで、聖心女子大学に在学中の女子大生が殺害されるという悲劇が起きています。彼女はアイセックという100%学生が運営するNPO法人のあっせんで今回の渡航をアレンジしたといいます。この手の事件では、本人の油断と言う問題も指摘されるところではありますが、今回の件では仲立ち役のアイセックのアレンジに甘さはなかったのかという点も焦点になりそうです。

と言いますのも、彼女がルーマニアのブカレストに飛行機で到着したのは深夜で、かつそこから目的地までは、夜行の電車で約3時間、距離にして240キロほどあったと。彼女はなぜか電車に 乗らずに犯人の誘いに乗って車での移動を選択して今回の事件に巻き込まれた模様です。   女性の一人旅は国内でもそれなりの注意が必要ですが、ましてや海外、治安面で不安の大きい東欧諸国へのインターンシップ・アレンジをしたアイセックに落ち度はなかったのでしょうか。

本人の希望がどうであれ、ルーマニアという国への女子大生単身でのインターンシップアレンジが果たして適当であったのか否か。さらには現地での深夜移動というあまりにも危険極まりないスケジュールはなぜ組まれてしまったのか。これらの点を焦点として、学生が運営する海外インターンシップ事業における運営上の問題点やその是非については、今後十分な検証がなされる必要があると思います。

大きなリスクが伴う恐れがある事業を、学生と言うビジネス素人が手掛けることが本当にいいのか。ネットの書き込みを見る限りにおいては、これまでにもアイセックのアレンジによる海外インターンシップ先で

「行ってはみたものの、ろくな仕事が得られなかった」

「大学を休学手続きをした後で、突然キャンセルになり困った」

などのクレームも聞かれ、その運営に不安を感じさせるものが見受けられもするのです。

そしてなにより今回の対応。事件発生と共にいきなりのホームページ閉鎖。これが意図的なものなのか、アクシデントによるものなのか現時点では分かりかねますが、事件当事者として全くのノーコメント状態が続いており、少なくとも「インターンシップのアレンジ組織として、現在事実関係を鋭意調査中です。分かり次第公表します」ぐらいのコメントは発する義務があろうかと思われるのです。

まずいことが起きてしまい、「ヤバイ、隠せるものはすべて隠せ!」「黙って嵐が過ぎるのを待とう」ととれる今回の対応では、最悪のリスク管理体制であると言わざるを得ません。やはり子供の“ビジネスごっこ”に過ぎなかったか、と言われても仕方のない状況ではないでしょうか。大人のマネをしてビジネスまがいのことをしてはみたものの、リスク管理が甘く事件が発生。挙句にこれはまずいとダンマリでは、全く子供の仕業です。

大人と子供の一番の違いは、「リスク管理」ができるか否か。「リスク管理」とは自己の事業におけるリスクの最小化を図りつつ、万が一最悪の事態に陥った際の対処を想定することです。それができていないと思える今回のアイセックの一連の活動は、まさしく子供の遊び半分状態です。   尊い若い命が、子供の遊び半分に犠牲になったのかと思うに、ご家族の思いを察するにいたたまれない気持ちにさせられます。

収益目的であるか否かにかかわらず、学生のビジネス活動については、利用者等第三者に大きなリスクが及ぶ危険性のあるものについては、リスク管理ができないのならばやるべきではないでしょう。これらの活動には政府関係機関をはじめ“大人”が、改めて監視の目を光らせる必要があると感じた次第です。

実績一例

AIESECのメンバーAlumni、またはインターン生Alumniとしては以下のような著名人が存在している。
<海外の著名人>
*Helmut Kohl, 元ドイツ首相
*Aleksander Kwasniewski, ポーランド大統領
*Janez Drnovsek, 元スロバキア大統領
*Alec Erwin, 南アフリカ貿易産業担当大臣
*Martii Ahtisaari, 元フィンランド大統領
*Borislav Skegro, クロアチア中央銀行総裁
*Cavaco Silva, 元ポルトガル首相

<日本の著名人>
小泉純一郎(慶應大学委員会卒/1967)総理大臣
高橋はるみ(一橋大学委員会卒/1976)北海道知事
*木俣 佳丈(一橋大学委員会卒/1989)参議院議員(民主党)
*国領 二郎(東京大学委員会卒/1982)慶應義塾大学教授
*佐藤 博樹(一橋大学委員会卒/1975)東京大学教授
*尾上卓太郎(慶應大学委員会卒/1993)ニスコム社長
武隈 愼一(一橋大学委員会卒/1973)一橋大学大学院教授
*植山周一郎(一橋大学委員会卒/1969)植山事務所代表取締役
*反町 勝夫(慶應大学委員会卒/1965)東京リーガルマインド社長
*小尾 敏夫(慶應大学委員会卒/1971)早稲田大学大学院教授
*長谷 真吾(同志社大学委員会卒/1989)シンカ社長
*坂井 学 (東京大学委員会卒/1989)衆議院議員(自民党)
*玉越 良介(東京大学委員会卒/1970)三菱UFJフィナンシャル・グループ会長
*有村 純一(慶應大学委員会卒/1973)日興コーディアルグループ社長
*若林 拓朗(東京大学委員会卒/1989)先端科学技術エンタープライズ社長
*御木本豊彦(上智大学委員会卒/1968)ミキモト社長
*猪瀬 具夫(一橋大学委員会卒/1973)ニチエレ社長
*前原 金一(東京大学委員会卒/1966)昭和女子大副理事長
*今井 正 (東京大学委員会卒/1967)マレーシア大使

外部リンク