陳焜旺

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陳 焜旺(ちん こんおう、拼音:chen2 kun1wang4、1923年-)は、東京華僑総会日本華人華僑連合総会の名誉会長。

経歴

1923年、台湾生まれ[1][2]。3人兄弟の長男だった[2]

1941年に来日し、中央大学法学部に入学[1][2]

1945年に日本における戦後初の華人組織・台湾学生連盟を設立[2]GHQと交渉して台湾の私費留学生への生活支援を取り付け、文部省高等教育局と交渉して奨学金を取り付けた[2]

1949年、東京華僑連合会理事。1950年、同会副会長に就任。[1][2]

1950年の初め頃、同会に持ち込まれた中国人強制連行に関する『外務省報告書』を、同会で保管[3]

1953年-1958年の間に、在日中国人留学生・華僑約4,000人を中国に帰国させた[2]

1954年に中国紅十字会の代表が訪日してから、1972年に日中の国交が正常化するまで、中国各界の代表団が訪日した際に生活や通訳などの支援を行った[2]

また、30年余にわたり、華人労務者の遺骨の収集・送還事業を続けた[2]

(いつ?)東華教育文化交流財団を設立して、中国・日本の留学生を支援した[2]

1982年に東京華僑協会会長[1]

1993年当時、東京華僑総会名誉会長[4]

2009年当時、東京華僑総会・日本華人華僑連合総会の名誉会長[2]

著作物

  • 陳焜旺(主編)日本華僑華人研究会(編著)『日本華僑・留学生運動史』日本僑報社、2004年、ISBN 4887220065
  • ―――「台湾をめぐる諸問題」『思想』No.449、1961年11月、NDLJP 3199147/71 (閉)

付録

脚注

参考文献