岩手朝日テレビ

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株式会社岩手朝日テレビ
Iwate Asahi TV Co., Ltd.
200px
種類 株式会社
市場情報
略称 IAT
本社所在地 日本の旗 日本 
岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目6番5号
電話番号
設立 1995年7月21日[1]
業種 情報・通信業
事業内容 放送法によるテレビジョン放送その他一般放送事業 他
代表者 畠山 大(代表取締役社長)
資本金 30億円[2]
売上高 35億6670万円(2018年3月期)[2]
総資産 44億1349万7千円
(2018年3月31日現在)[2]
従業員数 64人
決算期 3月31日
主要株主 テレビ朝日ホールディングス(19.9%)
朝日新聞社(19.8%)
主要子会社
関係する人物
外部リンク http://www.iat.co.jp/
特記事項:
岩手朝日テレビ
英名Iwate Asahi
Television Co.,Ltd.
放送対象地域岩手県
キー局テレビ朝日
ニュース系列ANN
番組供給系列テレビ朝日ネットワーク
略称IAT
愛称IAT
呼出符号JOIY
呼出名称いわてあさひテレビ
デジタルテレビジョン
開局日1996年10月1日
本社〒020-0045 岩手県
盛岡市盛岡駅西通二丁目6-5
演奏所本社と同じ
アナログ親局盛岡 31ch
ガイドチャンネル20ch
リモコンキーID5
デジタル親局盛岡 22
主なアナログ中継局アナログ放送参照
主なデジタル中継局デジタル放送参照
公式サイトhttp://www.iat.co.jp/
特記事項:
テンプレートを表示

株式会社岩手朝日テレビ(いわてあさひテレビ、Iwate Asahi TV Co., Ltd.)は、岩手県放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者である。 略称はIATコールサインJOIY-DTVで、ANN系列フルネット。

概要[編集]

ファイル:ANNID.png
テレビ朝日系列のリモコンキーID地図

1996年(平成8年)10月1日に開局[1]。 開局時のキャッチフレーズは「いつも、すぐそば。」であった。

ANN系列のフルネット局としては24番目の開局であり、現在同系列で最後の開局となっている。このテレビ局の開局により、東北6県全てにANN系列のフルネット局が開局したこととなった。

県内の民放テレビでは4番目の開局で、最後発。新聞社との関係は資本・ニュース取材を中心に朝日新聞との繋がりが強い。同社からの出向社員も受け入れて来た経緯がある[注 1]

いわゆる「平成新局」の典型で、バブル崩壊後に設立されたため、初期投資を抑えた状態での開局を余儀なくされた。スタジオは最小限のものしか持たず、支社・支局網も少なく、アナログ放送中継所網も特に沿岸部において難視聴地域が多い状態で開局を迎え、アナログ放送においては難視聴地域が多く存在していた。

中継所網は、地上デジタル放送においては、NHK・先発3局と同数の規模で中継局が設置され、残りの難視聴世帯でも有線放送によりカバーされるため、アナログではなしえなかった100%県内全域カバーを事実上果たしている。

送信所などの建物はフジテレビ系列の岩手めんこいテレビ(mit)と共同建設されている。これは、岩手県の民放テレビ局第3局であるmitが開局する時、岩手県の民放テレビ局第4局がテレビ朝日系列としてその後に開局することが決定していたため。

テレビ朝日系列の方針により、データ放送(ADAMS)を実施。番組表(EPG)配信サービスなどを提供している[注 2]

局ロゴの「A」は岩手山、緑色の下線は北上川、Aの右上の赤い点は輝く太陽をイメージしたものとされている。

2019年3月1日付を持ってテレビ朝日ホールディングスの持分法適用関連会社となる [3]テレビ朝日ホールディングス#沿革 も参照

編成の特徴[編集]

先述通り小所帯のため、自社制作は控えめで、キー局(テレビ朝日)に依存する傾向が見られるが、近年はテレビ東京系列からの番組調達も増えている(特に週末)。ABCなどの準キー局や、独立UHF局の番組は少ない。

報道番組については、平日夕方のニュース(「IATスーパーJチャンネル」)しか放送しなかった時期もあるが、その後、平日正午前のANNニュースでローカルニュースを開始。東日本大震災報道をきっかけに、土・日曜の夕方のニュースでもローカルニュースを放送している。

開局後に(1997年第79回大会より)放映権を取得した夏の高校野球には力を入れており、同局最大のコンテンツとなっている。地区大会開催前から「スーパーJチャンネルいわて」で高校野球関連特集コーナーを設ける他、各校に制作させた紹介VTRを流す「純情応援歌」を放送。地区大会期間中は、岩手県営野球場で開催される試合を、使用可能な枠すべてを使って放送し(夏の高校野球岩手大会実況中継)、「Jチャンネルいわて」でも「白球ダイジェスト」コーナーでレポートを行う。土・日曜も、地区大会中継や「白球ダイジェスト」の放送を行う。

資本構成[編集]

企業・団体は当時の名称。出典:出典:[4][5][6]

2015年3月31日 - 2016年3月31日[編集]

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
30億円 120億円 5万円 60,000株 56
株主 株式数 比率
テレビ朝日ホールディングス 11,980株 19.96%
朝日新聞社 11,900株 19.83%
東日本放送 04,200株 07.00%
紀文食品 03,200株 05.33%
日刊スポーツ新聞社 02,400株 04.00%
名古屋テレビ放送 02,000株 03.33%

過去の資本構成[編集]

沿革[編集]

ファイル:IAT DigitalHDSNG.jpg
岩手朝日テレビ 新中継車(2008年5月)
  • 1995年(平成7年)
    • 6月19日 - 岩手朝日テレビに標準テレビジョン放送(アナログ放送)の予備免許交付[1](呼出符号JOIY-TV)。
    • 7月21日 - 「株式会社 岩手朝日テレビ」設立[1]。JR盛岡駅前(東口)のビル内に事務所開設。のちに、盛岡駅西口に社屋が完成し移転。
  • 1996年(平成8年)
  • 1997年(平成9年)
  • 2004年(平成16年) - デジタル化対応で社屋の増築工事に着手。
  • 2005年(平成17年)
    • 7月29日 - 地上デジタル放送の免許を申請。
    • 9月2日 - 社屋の増築部分が完成。
    • 11月15日 - 地上デジタル放送の予備免許交付(呼出符号JOIY-DTV)。
  • 2006年(平成18年)
    • 5月31日 - 地上デジタル放送の試験電波(PN信号)を開始。
    • 6月1日 - 社屋増築部分に設置したデジタルマスターへ更新(NEC製、隣県の青森朝日放送と同じ)。
    • 6月6日 - 地上デジタル放送の試験放送(サイマル放送)を開始。
    • 7月1日 - 新キャッチフレーズとして「Go!Go!ゴエティー」を採用。同時に局キャラクター「ゴエティー」制定。
    • 8月18日 - 地上デジタル放送でのデータ放送の試験放送を開始。
    • 9月25日 - 地上デジタル放送の本免許交付。
    • 10月1日 - 地上デジタル放送開始。同時に開局10周年を迎える。
  • 2007年(平成19年)10月1日 - スタジオ設備をハイビジョンに対応。
  • 2008年(平成20年)5月 - デジタルハイビジョンSNG中継車導入。
  • 2011年(平成23年)
    • 6月 - 開局15周年を記念し、期間限定キャッチフレーズ「いいこと、ごろごろ。IAT」を制定[注 3]
    • 9月11日 - 震災から半年。被災地である大船渡市に、支社開設とハイビジョン対応情報カメラを設置。
    • 10月1日 - 岩手県内初。バーチャルスタジオを導入。
    • 10月8日 - 土曜午前枠において自社制作ローカル生ワイド番組「いいコト!」放送開始。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月31日 - 地上アナログ放送終了[注 4]
    • 10月6日 - 自社制作の子供向けバラエティー番組「ゴエティーニョ!」放送開始(地デジ放送開始後に誕生した自局マスコットキャラクター「ゴエティー」を初めてメインパーソナリティーに起用)。
  • 2018年(平成30年)6月22日 - 送出マスターを更新(NEC製)

ネットワークの移り変わり[編集]

支社・支局[編集]

IAT開局前後の岩手県におけるテレビ朝日系列の動き[編集]

開局前まで[編集]

岩手県におけるANN系列は1969年開局の日本テレビ系列テレビ岩手(以下TVI)が担った。TVIには読売新聞朝日新聞の資本が入り、日本テレビ系列(読売系)とテレビ朝日系列(朝日系)のクロスネット局となった。

TVIは、当時番組の視聴率が良かった日本テレビに編成の比重を移していく。1979年9月には『アフタヌーンショー』が打ち切られるほか『ナショナルゴールデン劇場』と『特捜最前線』がTBS系列の岩手放送(現IBC岩手放送、以下IBC)へ移動。1979年12月には『モーニングショー』が、1980年3月には『おはようワイド・土曜の朝に』のネットがそれぞれ打ち切られた。朝日新聞・テレビ朝日の資本は残るものの、1980年4月にはテレビ朝日系列を脱退し、NNN/NNSマストバイ局となり、クロスネット状態を解消した。当時、民放2-3局地域は多くの地域でクロスネット局が存在していたが、岩手県からは比較的早い時期にクロスネット局が消滅することとなった(東北地方では宮城県に続いて2県目)。

TVIはその後テレビ朝日系列の番組を一つずつ購入して放送することとなったが、系列を脱退した影響もあって、放送する番組の数は更に激減。ABC制作番組(『必殺仕事人』や一部のアニメ番組など)を残すのみとなり、テレビ朝日制作番組は放送されなくなる。 テレビ朝日系列の番組の大半(主にスポンサードネット番組)は、IBCが引き受ける形となった。

結果、1980年4月以降は全国で唯一テレビ朝日系同時ネット番組が皆無の県となる。 『モーニングショー』→『スーパーモーニング』に関しては岩手県が唯一放送されない県となり、テレビ朝日系列平日正午台の番組に関しては、当初からの未ネット地域である山梨・徳島の2県同様、放送されない県となった。 一方TVIはテレビ朝日系の番組を減少させたかわりに『笑っていいとも!』などのバラエティ番組やフジテレビ系アニメ、さらにテレビ東京系の番組など、フジテレビ系やテレビ東京系の番販ネット枠を大幅に増やす事になる。

なお一関市など宮城県に近い県南地域では仙台方面にアンテナを向けて東日本放送(KHB)を遠距離受信していた世帯があった。またCATV局の花巻ケーブルテレビ北上ケーブルテレビ和賀有線テレビ(後に北上ケーブルテレビに編入)、水沢テレビなど県南のCATV局では在仙民放テレビ4局のうち東日本放送(KHB)と仙台放送(OX)を区域外再放送しており、特に一関ケーブルネットワークでは在仙4局全てをIAT開局まで区域外再放送していた。

1991年4月にフジテレビ系の岩手めんこいテレビが開局し、これまでフジテレビ系に割り当てられていた番組枠が大幅に空くとTVIは若貴人気による相撲ブームに乗る形で『大相撲ダイジェスト』を放送開始。その後『ミュージックステーション』、アニメ『美少女戦士セーラームーン』と、テレビ朝日制作の番組が相次いでTVIで放送が開始される。しかしTVIは既にNNN/NNSマストバイ局となっていたため、クロスネット時代のような同時ネットはなく、深夜や週末のローカル枠での放送となった。同様にIBCも、フジテレビ系の放送枠が空いたことに伴い、テレビ朝日の番組枠が増加していった。

IAT開局を半年後に控えた1996年4月の時点で、『あまから問答』(内閣府提供)などネットスポンサーが入った番組を除き、ほとんどのテレビ朝日系の番組(特に最初からネットスポンサーが無かったネット番組)が、既存局の編成から姿を消した。

開局後[編集]

1996年10月1日、岩手朝日テレビが開局。『ニュースステーション』などが満を持して岩手のお茶の間に登場することとなった。開局当日は、『やじうまワイド』、『スーパーモーニング』『ワイド!スクランブル』『ステーションEYE』『ニュースステーション』の中で、岩手県から全国に生中継が行われた。

この時にそれまでIBCとTVIで放送されてきたテレビ朝日系列の番組も、民間放送教育協会共同制作番組(IBCが引き続き加盟)を除き、完全にIATに移動した。テレビ朝日系列の朝のワイドショー番組(『スーパーモーニング』)も岩手県での放送が復活したことにより、再び47全ての都道府県で見られるようになった。同時に昼のワイドショー番組(『ワイド!スクランブル』)も岩手県での放送が復活している。

IAT自身は最小の体制で開局することとなったが、帯番組「きらめきワイド」や、「宮尾すすむの出前カラオケ」など自社制作番組も地道に制作し、県民への浸透を図った。また、夏の高校野球の中継権もIATに移動したが、それまで民放2局が中継していたものがIATのみとなり、結果的に中継する試合が激減してしまったため、高校球児の楽しみを奪う結果にもなってしまった。 岩手県民にはなじみのなかったテレビ朝日をキー局に持つ不利もあったが、ネット番組の好転、東北地方6県によるブロックネット番組の放送、IAT自体の制作能力の向上、ブロックネットの幹事局である東日本放送など系列局のサポートなどもあり、開局十年弱にして「楽茶間」など、比較的大型の番組を立ち上げるまでに成長した。週刊東洋経済が記事化した全国放送局の自社制作番組率ランキングでは、全国ワースト2位であった事があり、典型的なネット電波料収入依存局ではあるが、「いいコト!」「ゴエティーニョ!」も開始するなど、自社制作部門も強化している。

スタジオ[編集]

ファイル:IwateAsahiTV VirtualStudio.JPG
岩手朝日テレビ バーチャルスタジオ(2011年10月)
  • 報道制作スタジオ(34坪・HD・バーチャル対応):「IATスーパーJチャンネル」、「いいコト!」などバーチャル用のクロマキー幕が常設されている。常設セットが組まれたエリアもあり、「わくわく情報館」などで使用されている。
  • 報道センター(HD):ANNニュース(平日昼・土日夕方ローカルニュース)など

情報カメラ設置場所[編集]

  • 盛岡1:NTT東日本岩手支店鉄塔(岩手めんこいテレビより若干低い位置) HD
  • 盛岡2:本社鉄塔 SD
  • 花巻:花巻空港ターミナルビル屋上 HD
  • 宮古:宮古湾(ホテル近江屋 屋上) HD
  • 釜石:場所不明 HD
  • 大船渡:場所不明 HD
  • 陸前高田:キャピタルホテル1000屋上 HD
  • 久慈:久慈市漁協製氷工場 HD

※宮古、釜石、大船渡、陸前高田、久慈の各沿岸部設置カメラはIP伝送。
※陸前高田の設置は、NHK・民放で唯一。

現在の主な番組[編集]

自社制作番組[編集]


テレビ朝日系列の番組[編集]

制作局 番組名 放送時間 備考
テレビ朝日 全力坂 月曜 - 木曜 24:45 - 24:50 不明
さまぁ〜ず×さまぁ〜ず 月曜 24:50 - 25:20 11日遅れ
Break Out 木曜 25:15 - 25:45 6日遅れ
タモリ倶楽部 金曜 24:20 - 24:50 同時
「ぷっ」すま 金曜 24:50 - 25:20
くりぃむナンチャラ 金曜 25:20 - 25:50 28日遅れ
渡辺篤史の建もの探訪 土曜 7:00 - 7:30 7日遅れ
musicるTV 土曜 25:30 - 26:00 12日遅れ
ワールドプロレスリング 土曜 26:00 - 26:30 7日遅れ
おかずのクッキング 土曜 5:25 - 5:50 7日遅れ
テレメンタリー 日曜 25:45 - 26:15 6日遅れ
朝日放送 松本家の休日 火曜 24:50 - 25:20 185日遅れ
探偵!ナイトスクープ 土曜 24:30 - 25:25 16日遅れ
ザキ山小屋 土曜 16:00 - 16:25 不明
北海道テレビ放送 おにぎりあたためますか 水曜 25:20 - 25:50 4年遅れ
水曜どうでしょうClassic 水曜 24:50 - 25:20 87週遅れ
東日本放送 三又ノ番組 日曜 25:45 - 26:15 38日遅れ
北陸朝日放送 千原せいじのKids' World 土曜 5:10 - 5:25 先行

他系列ネット番組など[編集]

テレビ東京系列[編集]

制作局 番組名 放送時間 備考
テレビ東京 ベイブレードバースト 超ゼツ 土曜 6:00 - 6:30
家、ついて行ってイイですか? 土曜 12:00 - 13:00
THEカラオケ★バトル 土曜 13:00 - 14:00
MASKMEN 日曜 1:30 - 2:00
(土曜深夜)
テレビせとうち しまじろうのわお! 土曜 6:30 - 7:00

その他[編集]

番組制作局(または制作会社) 番組名 放送時間 備考
ヴァンガードプロジェクト
ブシロードブシロードミュージック
カードファイト!! ヴァンガード 2018年版 水曜 1:50 - 2:20
(火曜深夜)

終了した番組[編集]

自社制作番組[編集]

  • IATきらめきワイド(平日の夕方ワイド番組
  • フレッシュモーニング(岩手県庁提供の県政番組)
  • 宮尾すすむの出前カラオケ(県内各地を宮尾が回る、カラオケ大会番組)
  • 岩手あさひ学園(女子高生のトーク)
  • トークいわて人(県内の著名人を迎えた対談)
  • Gorikin(音楽トーク番組。司会:佐藤健一
  • IATスーパーJチャンネル活金情報局→IATスーパーJチャンネル金曜スーク。
  • Car's Net TV
  • ふるさと点描(県内の風景映像。開局当初はスポット、PT枠で放送。現在は報道特別番組や、放送事故があった場合などに放映される)※HD
  • DREAM ROAD(ジョージアコカ・コーラ)提供。北東北の夢を目指す人を紹介する。ABAAABでも1時間遅れでネットしていた)
  • 元気ハウス(焼肉店やまなか家の情報番組)
  • いわての未来図(隔月放送のトーク番組。ラッシャー板前ナレーションを務めた)
  • みちのくレースけいばステーション岩手競馬の重賞レースが行われる場合のみ不定期で放送、2007年以降放送実績なし)
  • 楽茶間(らくてぃま)→楽茶間plus!!→ラクティマプラス!!(同局初の本格的な情報番組)
    楽茶間:2004年10月 - 2008年9月(土曜昼→午前中)/(以降は金曜夕方)楽茶間plus!!:2008年10月 - 2010年3月/ラクティマプラス!!:2010年4月 - 2011年9月
  • おはようゴエ天(月曜 - 金曜 5:45 - 5:50)
    同局のキャラクター『ゴエティー』の着ぐるみが県内の幼稚園や保育園に登場し、その場所を週ごとに紹介すると共に明日の各地の天気予報を放送。
    ただし、特番に伴う前番組における短縮や緊急ニュース放映時の場合、「県議会からのお知らせ」放送時や純情応援歌放送期間内については休止となる。
  • 日食なつこのコトテン(2012年5月5日 - 8月11日、土曜 26:00 - 26:05)
  • 金曜deあ〜る(金曜 24:10 - 24:15、金曜deないト!の短縮バージョン)
  • 希望のかけはし(2011年8月22日 - 2012年12月24日、月曜 15:55 - 15:59)
  • Go!Go!ゴエティー
  • ガールズチューブ(木曜 24:20 - 24:40)
  • ゴエティーニョ!(土曜 6:00 - 6:30)

東日本放送制作および、東北朝日系列共同制作番組[編集]

他系列の番組[編集]

テレビ東京系[編集]
TBS系[編集]
フジテレビ系[編集]
日本テレビ系[編集]

その他[編集]

開局時に先発局から移行した番組[編集]

下記の番組のうち、一部を除いたほとんどの番組は、1996年4月 - 9月は岩手朝日テレビ開局準備の為放送を休止していた。

IBCから移行した番組[編集]

TVIから移行した番組[編集]

主なチャンネル[編集]

平成新局だったため、アナログ送信所・中継局は先発2局(IATは1991年開局の岩手めんこいテレビと比べても若干少なかった。)より少なかったが、デジタル送信所・中継局は後に総務省や地元自治体の支援を得て開局したデジタル新局があり、県内を100%カバーすることになった。

デジタル放送[編集]

親局
ファイル:Shiwaniiyama MIT IAT TVstation.jpg
紫波新山にある親局送信所。岩手めんこいテレビと共用
中継局
  • 二戸 19ch 100W
  • 一関 43ch 25W
  • 遠野 30ch 20W
  • 釜石 18ch 30W
  • 宮古 18ch 20W
  • 大船渡 18ch 10W
  • 岩泉 22ch 10W
ほか、計59局

アナログ放送[編集]

2012年3月31日停波(2011年7月24日停波の予定だったが延期)

親局
中継局
  • 二戸 27ch 1kW
  • 一関 23ch 100W
  • 釜石 62ch 1kW
  • 宮古 44ch 100W
  • 大船渡 26ch 100W
  • 遠野 44ch 100W
  • 久慈 44ch 30W
ほか、計37局

地上デジタル放送[編集]

  • 2006年6月6日からサイマル放送による試験放送を開始した(テレビ岩手と同日)
  • 試験放送開始当初から既に再放送・他系列番組・遅れネットなどの番組をハイビジョンで放送している。
  • データ放送は県内民放局では最後の2006年8月18日から始まった。
  • 2007年9月30日までは、自社制作のレギュラー番組のハイビジョン番組は一部のミニ番組のみだったが、2007年10月1日からは生放送番組(それに関連する取材映像も)もハイビジョン化された。
  • 2007年10月中旬頃から自社制作・遅れネット等のハイビジョン制作番組(ミニ番組を除く)の冒頭に「ハイビジョン制作」マーク(テレビ朝日と同じ物)を表示していたが、キー局同様に2008年7月24日以降表示しなくなった。
  • ワンセグでは、2006年6月の試験放送開始時から音声多重放送を行っておらず(県内の放送局では唯一)、ステレオ放送、二ヶ国語放送など全てモノラル音声で放送していたが、2007年5月下旬からようやく音声多重放送を開始した。
  • 2009年1月12日(アナログ放送での「アナログ表示」と同日)からCM時を除き画面右上に「IAT」のウォーターマークの表示を開始した。これにより県内民放全局でウォーターマーク表示を実施することになった。

オープニング・クロージング[編集]

  • オープニングとクロージングとも岩手県内の風景を流している。
  • 2008年7月24日からアナログのみ「地上アナログ放送終了告知画面」をオープニング前・クロージング後に1分間放送している(アナウンスは藤原規衣クラシック音楽BGMが流れる。当初はアナウンスがなかった)。
    • アナログでは映像のみに関しては開局当初から使われているが、テロップ及びBGMに関しては何度も変更されている。
    • デジタルではアナログとは異なる内容で制作されている。2008年7月24日からアナログ放送では地上アナログ放送終了告知画面に差し替えを行うため、新たな映像を加え、それまでの1分間から2分間に時間を延長したものが使われている。
    • オープニングとクロージングの現在のナレーションはアナログ版、デジタル版共に伊波伴准

アナウンサー[編集]

異動したアナウンサー[編集]

退職・移籍したアナウンサー[編集]

男性[編集]

女性[編集]

Gコード[編集]

  • 同局の番組のGコードはすべて8桁である。これは、IAT盛岡本局のアナログチャンネル番号「31ch」が、すでに隣県の秋田朝日放送(AAB)の秋田本局に使用されていたことによるもの。隣県重複を避けるため、IATは実際と異なるガイドチャンネル「20ch」を割り当てられた。計算上、20chの番組のGコードはすべて8桁となる[注 5]

立地条件[編集]

  • 当局は新幹線停車駅の盛岡駅西口ほぼ直結という、地方局としては珍しい立地にある。駅を東西に結ぶ自由通路(愛称:さんさこみち)には、当局の番宣ポスター等を貼るスペースを確保している。

マスコットキャラクター「ゴエティー」[編集]

2006年10月1日の開局10周年、ならびに地上デジタル放送の開始を控えた7月1日には局のマスコットキャラクター「ゴエティー」を制定。キャッチフレーズを「Go!Go!ゴエティー」とした[16]

ゴエティーの名前は同局のデジタル放送におけるリモコンキーID「5(ゴ)」と同局の略称「IAT(アイエイティー)」、ならびに雪男の「イエティ」を合体させたもの。

ゴエティーの名前を冠した子供番組『ゴエティーニョ!』が放送されており、そこで着ぐるみのゴエティーを見ることができる。

体の色はシアン系のブルーだけだが、Go!Go!子育て応援宣言!!のブログなどでは、母親らしき有袋類のピンクのゴエティーも存在する。 テンプレート:ANN-character

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)による番組編成[編集]

詳細は 東北地方太平洋沖地震 を参照

2011年3月11日の地震発生時以降、テレビ朝日発の報道特別番組をネットした。震災発生時、宮古市の情報カメラ映像で津波が押し寄せる様子をモニタリングしていた山田理(当時IATアナウンサー)は、その後も全国へ情報を伝え続けた(このことでANNアナウンサー賞大賞を受賞している)。この後4月29日に放送された特番で、津波が港に押し寄せるIAT撮影の映像をテレビ朝日が映そうとしないため、激怒する様子が放送された(発生当時は電波に乗らなかった)。

14日まで、テレビ朝日発の報道特別番組を放送した。IATからは全国に向けて現地の映像を発信し続けた。15日からはローカルで報道特番を放送。16日からはANN取材団の協力で「IAT報道特別番組 避難所の声」として避難所にいる人からの声を取材し放送する番組が午後や深夜に放送されるようになった。

なお、3月16日から31日まで『やじうまテレビ!』を4:55からのフルネット放送、4月4日からは5:25からの放送になった。また土曜版も東日本大震災発生後の3月中旬から4月23日までの毎週土曜日に臨時ネットしていた。さらに普段は関東ローカル放送の『報道発 ドキュメンタリ宣言』も東日本大震災関連と福島第一原子力発電所事故の特集のため4月一杯臨時ネットした。

土日版の『ANNスーパーJチャンネル』のローカル枠は開局以降、関東ローカルのニュースをそのまま流していたが、震災以降はローカル枠を自局発に差し替えて放送するようになっている。

脚注[編集]

[編集]

  1. 河北新報、まれに岩手日報のCMも流れる。
  2. アナログ放送において。2012年3月まで。
  3. 4月以降、記念番組やイベントなどを企画していたが、東日本大震災の発生に伴い、大幅に縮小している。
  4. 本来であれば他地域のアナログ放送と同様に2011年7月24日に終了予定だったが、東日本大震災の被害が大きい岩手県・宮城県・福島県は延期されている。
  5. IATの特異な例の他、IATと同じテレビ朝日系の瀬戸内海放送(KSB。本社は香川県)の親局は岡山局の「25ch」であるが、Gコードでは、かつての親局であった高松局の「33ch」がガイドチャンネルとして使用されていた。

出典[編集]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑 '99 平成11年版』 コーケン出版、1999年11月26日。
  2. 2.0 2.1 2.2 第23期決算公告、2018年(平成30年)7月6日付「官報」(号外第148号)84頁。
  3. 株式の取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ,テレビ朝日ホールディングス,2019年3月1日
  4. 日本民間放送連盟 (2015-11-20) 日本民間放送連盟 [ 日本民間放送年鑑2015 ] コーケン出版 2015-11-20 233
  5. 日本民間放送連盟 (2016-11-25) 日本民間放送連盟 [ 日本民間放送年鑑2016 ] コーケン出版 2016-11-25 239
  6. 日本民間放送連盟 (2003-11) 日本民間放送連盟 [ 日本民間放送年鑑2003 ] コーケン出版 2003-11 190
  7. ドラマ 神戸在住
  8. IAT開局時は『激走戦隊カーレンジャー』の後半から。
  9. IAT開局時は『ビーファイターカブト』の後半から。
  10. IAT開局時は『はみだし刑事情熱系』の第1シリーズから。
  11. IBCでは、木曜夕方を経て土曜深夜に遅れネットで放送していた。
  12. IAT開局時は『花より男子』の最初期途中から。
  13. IAT開局時は『セーラースターズ』の後半から。
  14. 実写版ドラマは、TVIで放送。
  15. IAT開局時は『イタズラなKiss』から。
  16. ゴエティーのページ

外部リンク[編集]

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