塩村文夏

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2014年7月20日 (日) 00:16時点におけるFromm (トーク | 投稿記録)による版

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塩村 文夏(しおむら あやか、1978年7月6日 - )は日本エッセイスト放送作家、元グラビアアイドル東京都議会議員である。芸能事務所オフィス・トゥー・ワン所属。

都議会議員になる前は『恋のから騒ぎ』に出演。「美人すぎる自動車ライター」、「美人すぎる放送作家」などとして雑誌に紹介された。

都議会議員となった後は、都議会会派「みんなの党 Tokyo」副幹事長、厚生委員会 副委員長(2013年より)、動物愛護管理審議会 委員(2013年 - 2014年)、東京都議会東京多摩国体推進議員連盟、といった活動のほか、動物愛護に関連した活動も行っている(後述)。


来歴・人物

広島県福山市出身。被爆者2世として生まれる。就実高等学校共立女子短期大学卒業。2014年6月現在慶應義塾大学法学部通信教育部)に在学中。

実用英語技能検定2級、漢字能力検定2級などの資格を取得し、TOEICのスコアは730であるという。

グラビアアイドル

高校在学中の1996年(平成8年)、スポーツ用品販売会社アルペンのイメージガールコンテストに応募して準グランプリ、翌年には『第8回ニューカレドニアプリンセス』に応募して審査員特別賞を得た。1997年には、写真集告知のため『スーパーJOCKEY』(日本テレビ)の『熱湯コマーシャル』コーナーに出演したこともある。

1998年(平成10年)、『ミスヤングマガジン』(準グランプリ)となり、『ヤングマガジン』(講談社)をはじめ、『スコラ』(スコラ)、『ヤングジャンプ』(集英社)、『ヤングサンデー』(小学館)などのグラビアに出演した。

その後はモデルとしてミツカンキヤノンライオンUFJ銀行アデランスなど企業CMに出演、またイメージガール『2000年平塚競輪マスコット』を務めた。

国外留学と自動車評論

2001年(平成13年)頃に一旦芸能活動を退く。その後イギリスに語学留学しオーストラリア・Australian School of Hospitality and Hotel Managementでホスピタリティマネジメントを学ぶ。また、フライトアテンダントとして勤務した。さらに日本に帰国後、2006年(平成18年)末頃からの数か月間は自動車評論家小沢コージに師事していた。

『恋のから騒ぎ』

2007年(平成19年)、明石家さんまが司会を務めるテレビ番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ)の第14期生として、同番組に1年間、全47回にわたって出演。同期のMVPを獲得した。

放送作家/構成作家

『恋のから騒ぎ』への出演終了後、同番組を手掛けていた山田美保子に憧れ、日本テレビ系の番組を担当する放送作家としての活動を始める。2008年(平成20年)にはバラエティ番組恋愛新党』(日本テレビ)や『クギづけ 投稿動画ハイスクール』のリサーチを担当した。

その後も日本テレビ系では『シューイチ』『寿命をのばすワザ百科』『日テレジェニックの穴』『アイドル☆リーグ!』など多くの番組に関わり、他の系列の番組も担当。ラジオでは『モーニングコミュニティ』を経て、『atreライフソムリエ』(TOKYO FM)、『夕やけ寺ちゃん 活動中』(文化放送)などを担当した。

動物愛護

塩村は動物愛護にも関心を示しており、動物の殺処分を減らすために活動している。『めざましテレビ』(フジテレビ)の「きょうのわんこ」コーナーも担当していた。

政界への挑戦

2012年(平成24年)に開講した維新政治塾の塾生となり、「大阪都構想」等を学ぶが、大阪維新の会橋下徹の政治姿勢に疑問を持ち、同年秋前から始まった第46回衆議院議員総選挙の同党公募には応募しなかった。

2013年にみんなの党に入党し、2013年6月23日投開票の東京都議会議員選挙世田谷区から公認候補として出馬し、23,621票を得て6位で初当選を果たした。

やじ問題

詳細は 東京都議会やじ問題 を参照

2014年6月18日、都議会本会議において、塩村が晩婚化対策に関する東京都の支援について質問していた最中に、複数の男性の声で「早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか?」などのやじを飛ばされて涙ぐむ場面があり、6月20日に都議会議長宛に処分要求書を提出した。

都議会には1000件以上の抗議が届いたほか、秋元才加乙武洋匡ら著名人から続々と応援メッセージが寄せられ、みんなの党女性局長の薬師寺道代は、やじを飛ばした都議は辞職に値するとコメントした。自由民主党幹事長石破茂は、やじが自民党会派の席から発せられたとの指摘があることについては、「今の時点で自民党議員と決まったわけではない。特定して言っているわけではない」と述べるにとどめつつも、「誰であれ『自分でした』と言っておわびすべきだ。仮にわが党であったとすれば、党としておわびをしなければいけない。大変申し訳ない」と述べた。また東京都知事舛添要一は、やじが飛んだ際の自身の対応を問われ「みんなが笑ったので私もつられて笑みを浮かべた。答弁に集中していて何があったか分からなかった」と釈明した。同月23日、都議会自民党が、やじを飛ばしたのが同党所属の都議会議員・鈴木章浩であったことを公表、鈴木は「子どもが産めないのか」との発言については否定したものの、責任を取り同日付で会派を離脱、同日午後、東京都庁で塩村と面会し直接謝罪した。

自民党東京都連幹事長の吉原修は『産めないのか』というやじに関して「やじをした(党の)議員は、いませんでした。党の59人全員に聞き取りしたが、確認していない」と言い切り幕引きを図る考えを示したが、塩村はニュースで音声が拾えており『産む』に関するやじがあると確認できたと明言している。その後テレビ朝日などの調査により複数の議員がやじに参加していることが確認され、そのうち「がんばれよ」などについては、翌日に民主党の都議会議員・山下太郎が塩村を激励するために発したものだと自ら名乗り出た。しかし、「自分が産んでから」「いやーそれは先生の努力次第」などのやじの主要部分に関しては不明なまま残された。

塩村文夏氏に選挙違反疑惑

6月18日、東京都議会で塩村文夏議員が質問中に「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとセクハラ的な内容の野次を浴び、23日には発言を名乗り出た鈴木章浩議員が塩村議員へ謝罪。さらに鈴木議員以外からも同様の野次が上がっていたため、塩村議員は24日、名乗り出ない議員を刑事告訴する可能性を表明したが、都議会は鈴木議員以外の発言者を特定する決議を否決。事態をうやむやにしたままで幕引きを狙う都議会に批判が集まるなど、波紋を呼んでいるが、一連の騒動をきっかけとして、なぜか被害者である塩村議員に対する批判が強まっている。

塩村議員といえば、かつてバラエティ番組『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に一般人として1年間レギュラー出演し、その高飛車なキャラで番組を盛り上げていた過去を持つが、同番組内で行った「元交際相手に1500万円の慰謝料を支払わせた」などの発言が、今になってクローズアップされ批判を浴びている。

さらに、「茶のしずく石けん」でアレルギーによる健康被害問題が起こった際に「被害者に問題がある気がするわ」とツイートしたり、タレントの加藤茶や仲本工事が年下女性と結婚したことについて「どちらもキモい。(略)世のオヤジとうかうか飲みにも行けないよ」とセクハラ的な内容のツイートをしていたことも発覚。6月28日には塩村議員が謝罪に追い込まれる事態となった。

このほかにも、「週刊新潮」(新潮社/7月10日号)によれば、塩村議員は当選した昨年6月時点で、トヨタ自動車創業家の血を引く同社関連企業重役と交際していたが、この男性が銀座のクラブで取引先を接待中のところに頻繁に押しかけ、その場を壊すなどの行為を繰り返していたという。そして塩村議員は当選後も議員バッチを付けて、男性が商談中のクラブに乗り込んできたため、この男性は塩村議員に高級車「レクサス」と1000万円を手切れ金として渡して別れたと「新潮」は報じている。

また、「週刊文春」(文藝春秋/7月10日号)は、塩村議員が当選した都議選で、塩村陣営がビラ配りなどを行う運動員に報酬を払う約束をして働かせ、選挙違反の買収罪を犯していた疑惑を報じている。

以上みてきたように、塩村議員の問題行為をめぐる情報や報道が数多く流れ、インターネット上でも塩村議員に対する批判的な声が目立つが、世間一般の人々はどのような感想を抱いているのだろうか。塩村議員と同じ30代女性は次のように手厳しい。

「まさに女の敵。こういう人がいるから、『だから女は……』などと言われる。塩村さんは放送作家時代にテレビ番組で、未成年の少女に猥褻な行為をさせていたと報道で見ましたが、そんな人が『女性の自立・尊厳』『晩婚化対策』だとか言ってほしくない【編註:塩村議員は野次を受けた際、晩婚化対策に関する質問中だった】。そもそもなぜ、こういう人が議員になったのか理解できない」

同じく30代の男性も、批判的な見方を示す。

「昨年の都議選の時に世田谷で街頭演説する塩村さんを見た時、あっ、『恋から』に出ていた人だ、とすぐにわかりました。『恋から』では結構面白くて目立っていた記憶があったので、スーツを着て真面目に演説しているのを見た時は、『実は真面目な人だったんだな』という印象を受けました。ですが今回、過去のさまざまな問題行為が報じられているのを見ていると、騙されていたのかなという気もします」

こうした一般の人々の声を受け、新聞記者は冷めた解説をする。

「(前出の)『文春』によれば、塩村さんは都議選前から『思い出づくりの選挙』『1期で終わり』などと話していたようですが、野次を飛ばした鈴木さん含めて、都議会の議員なんてその程度の意識の人が多いのが実態です。国会議員にもなれば、国政は常にメディアに追われていることもあり、何かあればすぐに全国的に報道されてしまうため、常日頃からある程度の緊張感を強いられています。それに比べて都議会はそもそも世間やメディアの注目度も低く、加えて一部の長老議員が幅を利かせていることもあり、緊張感が低い」

このままでは、塩村議員が自ら予想したとされるように、議員生命は1期で終わってしまう見通しが強いかもしれない。

執筆

  • 連載ショートエッセイ 自動車見聞録(Car@nifty)
  • 連載エッセイ 地球の走り方(THE911&PORSCHE MAGAZINE)
  • 連載 デパ地下グルマ(Daytona)
  • 連載 スコラ 恋愛教習所
  • ※ 連載 戦う男のボディコーディネイト(日経BP社)
  • ※ タイアップエッセイ(GOGGLE)
    ※ はペンネームの眞野夏帆で寄稿
  • BOSEインプレッション塩村文夏マツダアテンザ編[1]

ミスコンテスト受賞

テレビ出演

外部リンク

先代:
13期生
齋藤実奈子

恋のから騒ぎ第14期生MVP

塩村文夏

次代:
15期生
内藤里奈