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(初代(1999年-2004年))
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'''H100系'''
 
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*[[1999年]]7月登場。同時に[[トヨタ・レジアス|ハイエース・レジアス]]のマイナーチェンジの際、レジアスと[[トヨタ・ツーリングハイエース|ツーリングハイエース]]に分離されたことに伴い、それまで[[トヨペット店]]と[[トヨタビスタ店|ビスタ店]](現[[ネッツ店]]・[[沖縄県]]は沖縄トヨペットの扱い)で併売されていた[[トヨタ・ハイエース|ハイエース]]がトヨペット店の専売に切り替わり、当時[[ライトバン]]の扱いがなくなったビスタ店向けの[[姉妹車]]として投入された。機構的には4代目ハイエースと同じであるが、レジアスエースではバンのみの設定となっていることから、'''当車はハイエースレジアスバン(4及び1ナンバー)の実質上の後継車である'''。
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* [[1999年]]7月5日登場。同年8月に[[トヨタ・レジアス|ハイエース・レジアス]]のマイナーチェンジで、レジアスと[[トヨタ・ツーリングハイエース|ツーリングハイエース]]に分離されるのを前に、それまで[[トヨペット店]]と[[トヨタビスタ店|ビスタ店]](現[[ネッツ店]]・[[沖縄県]]は沖縄トヨペットの扱い)で併売されていた[[トヨタ・ハイエース|ハイエース]]がトヨペット店の専売に切り替わり、当時[[ライトバン]]の扱いがなくなったビスタ店向けの[[姉妹車]]として投入された。機構的には4代目ハイエースと同じであるが、レジアスエースではバンのみの設定となっている。
*2000年12月、2.0Lガソリンエンジン車にCDルートバンと、スーパーロングバンに2RZ-E型を搭載する2.4Lガソリンエンジン車を追加。
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* [[2000年]]12月1日、一部改良。2.0Lガソリンエンジン車にCDルートバンと、スーパーロングバン及びコミューターに2.4Lガソリンエンジン・2RZ-E型を追加。従来の2Lガソリン車のラインアップを11タイプ拡大した。これにより、ガソリン車のラインアップを従来の18タイプから31タイプとした。
*[[2001年]]8月、スーパーGL-Eを追加。
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:また、福祉車両にカラードバンパーやカラードラジエーターグリルを標準装着した上級タイプ車「タイプVII」を追加設定し、全車に後部ドアの開閉を補助する「バックドアイージークローザー」を標準装備したほか、車椅子用3点式シートベルトに調整可能アンカーを装備するなど機能性・安全性の向上を図った。
*[[2003年]][[7月22日]]、一部改良。[[ガソリンエンジン]]を新開発の[[トヨタ・TRエンジン|1TR-FE]]に変更し、同時に良-低排出ガス認定(☆)を受ける。
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* [[2001年]]8月3日、一部改良。スーパーGLのステアリングがワゴン用になり、スーパーGLより若干装備が落とされたスーパーGL-Eを追加。同グレードには5ドアも設定されていた。標準タイプスーパーGLに新車体色を設定するとともに、バックドアガーニッシュの採用やシート表皮を変更するなどして、質感を向上した。また、ハイルーフのみの設定であったJRVA(日本RV協会)加盟ビルダー向けの“キャンパーベース・スーパーロング”にロールーフが追加され、[[2004年]]まで発売された。
*[[2004年]]4月、ネッツ店への統合により、ネッツ店で扱われる。(同店でのキャブオーバー[[ワンボックス|1BOX]]は1996年のライトエースのフルモデルチェンジ以来)同年8月にはフルモデルチェンジが行われたため、初代モデルのネッツ店での扱いは短期間であった。
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* [[2002年]]8月、一部改良。3.0Lディーゼルエンジン搭載車にエンジンアンダーカバーや吸音材を追加、最新の車外騒音規制をクリアした。なお、全ディーゼル車は同年10月に施行された[[自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法|自動車NOx・PM法]]に適合しないため、特定地域内での購入ができなくなった。
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:装備ではスーパーGLには、アンサーバック機能を備えたワイヤレスドアロックリモートコントロールを採用して利便性の向上を図った。また、福祉車両のウェルキャブ車いす仕様車はデュアルエアコンを標準装備したほか、10人乗りのタイプVIIIを追加設定した。
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* [[2003年]][[7月22日]]、一部改良。[[ガソリンエンジン]]を新開発の[[トヨタ・TRエンジン|1TR-FE]]に変更し、出力性能を向上させるとともに環境性能を高め、平成13年規制に適合と同時に良-低排出ガス認定(☆)を受ける。また、自動変速装置に電子制御式(ECT)を採用、滑らかな変速感も実現した。
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* [[2004年]]4月、ネッツ店への統合により、ネッツ店で扱われる。(同店でのキャブオーバー[[ワンボックスカー]]は1996年のライトエースのフルモデルチェンジ以来)同年8月にはフルモデルチェンジが行われたため、初代モデルのネッツ店での扱いは短期間であった。
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* [[2004年]]7月<ref>{{cite web|url=https://www.carsensor.net/catalog/toyota/regius_ace/F001/|title=レジアスエース(トヨタ)1999年7月~2004年7月生産モデルのカタログ|中古車なら【カーセンサーnet】|publisher=リクルート株式会社|date=2020-1-18|accessdate=2020-1-18}}</ref>、生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
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* [[2004年]]8月、2代目と入れ替わる形で販売終了。
  
 
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===2代目(2004年-2012年)===
 
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'''H200系'''
 
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2020年12月30日 (水) 05:06時点における版

レジアスエースREGIUSACE )は、トヨタ自動車により生産、販売されているキャブオーバー型のバンハイエースの姉妹車であり、車名、取り扱いディーラー以外は同一であるが、ワゴン(5、3ナンバー)及びコミューター(2ナンバー)の乗用車の設定はなく、バン(4及び1ナンバー)及び福祉車両(8ナンバー)の展開である。

車名に「レジアス」を冠してはいるが、1997年から2002年まで販売されていたレジアス(ハイエースレジアス)とはビスタ店専売車種という点を除き全くの別物である。

歴史

初代(1999年-2004年)

H100系

  • 1999年7月5日登場。同年8月にハイエース・レジアスのマイナーチェンジで、レジアスとツーリングハイエースに分離されるのを前に、それまでトヨペット店ビスタ店(現ネッツ店沖縄県は沖縄トヨペットの扱い)で併売されていたハイエースがトヨペット店の専売に切り替わり、当時ライトバンの扱いがなくなったビスタ店向けの姉妹車として投入された。機構的には4代目ハイエースと同じであるが、レジアスエースではバンのみの設定となっている。
  • 2000年12月1日、一部改良。2.0Lガソリンエンジン車にCDルートバンと、スーパーロングバン及びコミューターに2.4Lガソリンエンジン・2RZ-E型を追加。従来の2Lガソリン車のラインアップを11タイプ拡大した。これにより、ガソリン車のラインアップを従来の18タイプから31タイプとした。
また、福祉車両にカラードバンパーやカラードラジエーターグリルを標準装着した上級タイプ車「タイプVII」を追加設定し、全車に後部ドアの開閉を補助する「バックドアイージークローザー」を標準装備したほか、車椅子用3点式シートベルトに調整可能アンカーを装備するなど機能性・安全性の向上を図った。
  • 2001年8月3日、一部改良。スーパーGLのステアリングがワゴン用になり、スーパーGLより若干装備が落とされたスーパーGL-Eを追加。同グレードには5ドアも設定されていた。標準タイプスーパーGLに新車体色を設定するとともに、バックドアガーニッシュの採用やシート表皮を変更するなどして、質感を向上した。また、ハイルーフのみの設定であったJRVA(日本RV協会)加盟ビルダー向けの“キャンパーベース・スーパーロング”にロールーフが追加され、2004年まで発売された。
  • 2002年8月、一部改良。3.0Lディーゼルエンジン搭載車にエンジンアンダーカバーや吸音材を追加、最新の車外騒音規制をクリアした。なお、全ディーゼル車は同年10月に施行された自動車NOx・PM法に適合しないため、特定地域内での購入ができなくなった。
装備ではスーパーGLには、アンサーバック機能を備えたワイヤレスドアロックリモートコントロールを採用して利便性の向上を図った。また、福祉車両のウェルキャブ車いす仕様車はデュアルエアコンを標準装備したほか、10人乗りのタイプVIIIを追加設定した。
  • 2003年7月22日、一部改良。ガソリンエンジンを新開発の1TR-FEに変更し、出力性能を向上させるとともに環境性能を高め、平成13年規制に適合と同時に良-低排出ガス認定(☆)を受ける。また、自動変速装置に電子制御式(ECT)を採用、滑らかな変速感も実現した。
  • 2004年4月、ネッツ店への統合により、ネッツ店で扱われる。(同店でのキャブオーバーワンボックスカーは1996年のライトエースのフルモデルチェンジ以来)同年8月にはフルモデルチェンジが行われたため、初代モデルのネッツ店での扱いは短期間であった。
  • 2004年7月[1]、生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
  • 2004年8月、2代目と入れ替わる形で販売終了。


2代目(2004年-2012年)

H200系

  • 2004年 レジアスエースとしては最初のフルモデルチェンジを受け、200系となる。
    トランスミッションは5速MTと4速ATが引き続き設定されているが、シフトレバーは全車インパネマウントとなり、ステッキ式パーキングブレーキレバーと併せ、ウォークスルーに対応している。ディーゼルエンジン車は、排出ガス規制自動車NOx・PM法を全てクリアしている。ビスタ店とネッツ店の統合によりネッツ店専売モデルとなる。
  • 2005年1月、スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ車を発売開始。一部受注停止。
  • 2005年11月、一部改良。この年からネッツ店専売モデルはネッツ店専用エンブレムを使用しているが、このモデルには使用していない。全車にヘッドライトマニュアルレベリング機構を採用し、ハイマウントストップランプを装備した。
  • 2007年8月20日マイナーチェンジハイエースと同じくDX“GLパッケージ”を新設定した。
  • 2010年7月26日、2度目のマイナーチェンジ。1KD-FTV型エンジンを搭載したディーゼル車において、高性能触媒DPRの改良等により、環境性能が向上され、「平成21年(ポスト新長期)排出ガス規制」に適合。同時にピエゾインジェクタ-の採用により燃費も向上され、ロングボディ・標準ルーフ(2WD/4WD)/ミドルルーフ/ハイルーフ(2WD)において、「平成27年度燃費基準」を達成すると共に静粛性も向上された。ガソリン車においてもエンジン・トランスミッションの制御及び触媒の変更により、ワイドボディの4WD車を除く全タイプにおいても「平成27年度燃費基準」を達成した。このほか、フロントデザインを変更すると共に、「スーパーGL」にはディスチャージヘッドランプをオプション設定すると共に、オートエアコンを標準装備。「DX」にはパワーウィンドウ(運転席キーOFF後作動可能ワンタッチ式・挟み込み防止機能付)を採用した。ボディカラーには「スーパーGL」にオプションカラーの「ホワイトパールクリスタルシャイン」を追加した。内装面ではドアトリムとシート表皮色にダークグレーを採用。また、「スーパーGL」はオプティトロンメーターのデザインを変更した。
  • 2012年4月16日、一部改良(5月7日販売開始)。フロントルームランプにドアを閉めた後でも一定時間点灯するイルミネーテッドエントリーシステムを採用するとともに、盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)の全車標準装備、車速に応じて自動でドアロックがかかる車速感応パワードアロック(運転席・助手席ドアキー連動、衝撃感知ドアロック解除システム付)を採用(「DX」を除く)。ディーゼルエンジン車には触媒の浄化を手動で補える排出ガス浄化スイッチ(触媒浄化用)を標準装備。メーカーオプションにはディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能付)を全車設定するとともに、後退時にバックカメラからの後方映像をインナーミラー内のディスプレイに映し、駐車をサポートするバックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを国内のトヨタ車として初採用するなど装備の充実化が図られている。なお、ロング・標準ボディ(ディーゼル仕様の2WD車)は「平成21年排出ガス基準10%低減レベル(低排出ガス車)」認定となり、ロング・標準ボディ(ディーゼル仕様の2WD・5MT車)は「平成27年度燃費基準+5%達成」となった。
  • 2012年5月1日、バン「スーパーGL」をベースに、シート表皮とドアトリムに専用トリコット(エンボス加工付)を、ステアリングホイールとシフトノブに本革巻き&サイバーカーボン調加飾をそれぞれ施し、ディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能付)等を装備した特別仕様車「スーパーGL"PRIME SELECTION"」を発売。ボディカラーは特別設定色のボルドーマイカメタリックを含む4色を設定した。

3代目(2012年-)

トヨタ・ハイエース#6代目 H300系(2012年 - 現在)を参照。

関連項目

外部リンク

  • (2020-1-18) レジアスエース(トヨタ)1999年7月~2004年7月生産モデルのカタログ リクルート株式会社 2020-1-18 [ arch. ] 2020-1-18